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より甘く、より食べやすく…韓国の夏を代表する食べ物、スイカの変身、種なしスイカ

韓国の7月は、猛暑が始まる月だ。本格的な夏が始まると、気温の上昇とともに、猛暑に打ち勝つための様々な食品の人気が高まる。その1つが赤い果肉のスイカだ。

見た目からも水分があふれているスイカは、実際の水分含有量も高く、夏の時期に汗として排出された体内の水分を補給し、渇きや暑さをはねのけると同時に、甘さまで与えてくれるすぐれた夏の食べ物だ。韓国では5月から8月まで、扶余と論山(忠清南道)、井邑(全羅北道)などでスイカが本格的に生産されているが、高級スイカの生産のための最先端の選別機と包装ラインの導入、品種改良などを通して、毎年、高品質のスイカが出荷されている。その甲斐もあり、海外輸出も活発になっている。そのうちの1つが種がなくて食べやすい、種なしスイカだ。

スイカ名人が生産する名品スイカ
種なしスイカは、生育過程で種ができないように改良されたスイカで、種による異物感や不便さがなく、食感もよいことから、人気が高まっている。そのため、韓国でも種なしスイカを生産や輸出する農家が増えているが、代表的なところが井邑にある井邑スイカ研究会だ。

井邑スイカ研究会は、2003年に井邑地域の75の農家がさらなる良質のスイカを生産および流通させるために集まって設立されたものだ。研究会が本格的に稼働するやいなや、関心をもった事業がまさに種なしスイカの生産だった。イ・ソクビョン会長は、「スイカの栽培技術向上により、スイカの生産量が拡大するとともに、一般のスイカでは消費者が選択しづらいという判断から、消費者の消費パターンに合わせて、糖度は高くて食べやすい種のないスイカの生産に本格的に着手することになった。」と述べた。

けれども、最初から海外市場に輸出できる品質の種なしスイカを生産したものではなかった。当時は、種なしスイカの栽培システムが構築されておらず、スイカが栽培途中で枯れたり、傷んだりすることが多く、やっとのことで収穫したスイカも皮が厚かったり、糖度が低かったりして、販売できなかったためだ。そこで、イ会長は、会員と種なしスイカの営農技術開発や微生物資材などを利用した栽培農法を開発し、種なしスイカの安定的な生産を行った。その結果、2011年に農村振興庁が主管した「大韓民国最高農業技術名人(野菜部門)」に選ばれるという栄誉を受けた。

日本市場で競合商品の南米のスイカをさらりと抑える…輸出量や問合せが大幅に増加
本格的な輸出を始めたのは、2014年からだ。農村振興庁の支援を受けて、種なしスイカを日本市場へ試験的に輸出したが、現地での評価もよかったことから、本格的に輸出を始めることになったというものだ。その秘訣は、当然ながら品質だった。井邑市スイカ研究会の種なしスイカは、種がなく、食べやすく、平均糖度が13°Bxと甘く、さらに皮も薄い。イ会長は、「現地で販売されている南米産は糖度が低く、さらに物流費の関係で価格も高いが、われわれの種なしスイカは、地理的な利点を持っていることから、価格も適正なもので、とにかく新鮮で糖度も高いので、現地のバイヤーの注目を一回で捉えることになった。」と回想した。実際に、2014年に日本へ初めて輸出した量は、10トンに過ぎなかったが、2015年には17トンへ拡大し、2016年には実に160トンへと輸出量が大幅に増加した。彼は続けて、「2014年の初輸出時は、バイヤーが糖度チェックから形まで1つ1つを念入りにチェックしたが、今はわれわれの製品を無条件で信頼し、スイカを輸出するように要請がきている状況」と誇らしげに語った。

これにより、井邑スイカ研究会は、最近の量の増加と、香港とロシアへ輸出市場を拡大するための準備に拍車がかかっている。その一環として、今年の初めに三重になった自動開閉装置を設置した。種なしスイカは、一般のスイカより天気に敏感で、適正温度になっていなければ、着果しなかったり、着果したとしても、スイカの皮が固くなる場合が多い。イ会長は、「韓国の種なしスイカ特有の甘くてサクサクした食感を全面に出して、海外市場の開拓に積極的に乗り出していく。」と抱負を明かした。

Additional InfoⅠ: 種なしスイカは遺伝子組み換えではありません!


種なしスイカを遺伝子組み換え食品と考えている一般の消費者は多い。しかし、韓国で生産される種なしスイカは、遺伝子組み換え食品ではないので安心して食べていい。というのも、韓国産の製品は一般のスイカの種をなくしたSWT(Seedless watermelon technology)の花粉を利用して受粉するためだ。

Jeongeup Watermelon Research and Farming Association
Tel: +63-531-8393 (President Lee Seok-byeon +82-10-2610-8393)
E-mail: leesb0130@affis.net

Park Sung Eun  parkse@agrinet.co.kr

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